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九州厚生年金会館の機能存続を求める市民運動実行委員会 活動状況
活動報告    投稿日時 2008-01-21


署名活動最終報告:411,804名(ご協力有難うございました。)

厚生労働省と健康保険福祉施設整理機構への訪問

舛添厚労相との面会

1月15日(火)、東京の厚生労働省と健康保険福祉施設整理機構(RFO)に、重渕雅敏北九州商工会議所会頭(実行委員長)と、中柴直前理事長(実行委員会事務局長)、北九州JCメンバー(3名)、そして中島議長率いる北九州市市議会(9名)で、市民運動の報告と機能存続を求めた陳情に訪れました。
最初に尋ねたRFOでは、水島RFO理事長にそれぞれの旨を伝えたところ、理解したうえで「現行のルールの中で市民に説明なしに売却はできない」と存続の可能性を残した回答を頂きました。また、厚生労働省では、舛添厚労相に直接面会し陳情いたしました。「市民の声はしっかりと受け止めました。現行の枠組みの中で存続ができるように知恵を絞り合いましょう。」と暖かいお言葉を頂戴しました。舛添厚労相は大臣に就任されてから多忙なため、一度も北九州に帰郷していないらしく、地元での思い出話に終始し、故郷を思う気持ちを全面的に出して和やかな雰囲気で対応して頂きました。
今回は地元衆議議員である西川厚労副大臣の尽力による訪問で、実行委員会の市民運動をよく理解してくれた結果となりました。



九州厚生年金会館の機能存続を求める市民運動へのご協力のお願い

九州厚生年金会館は、1984年の開館以来、北九州市のみならず北部九州・山口地区の文化・芸術の発展や地域社会の活性化に大きく貢献してきた貴重な文化施設であります。また、同ホールのパイプオルガンは、開館時「文化不毛の地」と揶揄された北九州市において「音楽を愛する文化を育てよう」と市民、企業、自治体が一体となって取り組んだ募金活動により2億円をかけて設置したという経緯があります。

今、このかけがえのない九州厚生年金会館が、年金制度改革の名のもと、2008年9月をもって廃止・売却されようとしております。これが現実となると、市内最大級の文化ホールを失うだけでなく、先人達より受け継がれてきた北九州市の文化発信等に大きな影響が及ぶことが懸念されます。

そこで、私どもは皆様とともに、かけがえのない財産である九州厚生年金会館の機能存続を求める為、署名活動を実施することとなりました。

皆様のご協力をお願い申し上げます。

直前理事長(実行委員会事務局長) 中柴 崇