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2009年度 活動指針

室長・委員長紹介

国際室

■国際室 室長
小田 剛
小田 剛
室の背景
2009年、戦後64年目を迎えます。終戦以来このアジア諸国の間において歴史問題、領土問題等様々な問題が起こっています。我が北九州JCは、台北JCとは1970年から、仁川富平JCとは1988年から姉妹JCとしてお互いの友情を深め、民間外交の一翼を担ってきました。しかしながら昨今では、一部のメンバーのみの交流となっており、世界平和を希求する北九州JCにおいての国際事業に関する改善が求められています。

事業計画
世界平和を希求する北九州JCにおける国際関連事業は、一部のメンバーのためのものではなく、LOM全体で取り組むべきものであります。普通に生活していては体験できない、海外で同じ志を持って活動する「友達」との交流は、JCの醍醐味のひとつと言えます。まずは我々北九州JCのメンバーひとりひとりが、姉妹JCとどのような歴史を歩んできたのかを知る必要があり、姉妹JCとの「友情」で育んできた歴史と、未来に向かってどのように進むべきかというビジョンを真剣に考えなければいけません。今年度は特に、台北JCとの友情で育んできた「IFP児童交換事業」が40回目を迎える節目の年であります。これを機会にLOMメンバー全員が国際感覚を磨き、国際的視野を持った人材の育成ができるよう活動してまいります。また北九州JCが姉妹締結を結んでいないLOMとも交流できるチャンスがある世界大会、ASPACへの参加促進を行ってまいります。

未来のビジョン
北九州JCが国交を結んでいない国の台北JCと姉妹締結していることは我々にとって誇りです。様々な外交問題を抱えながらそれでも交流を絶やさなかった仁川富平JCとの友情は誇りです。民間外交の一翼を担う北九州JCに在籍しているならば、その魅力を存分にLOMメンバー全員で分かち合うべきだと私は思います。この魅力をメンバー全員で共有し、国際的視野を持った人材が北九州JCに溢れることにより世界平和を実現します。

■国際室 副室長
杉田 英雄
杉田 英雄

■台北交流事業委員会 委員長
平原 雄一
平原 雄一
委員会の背景
1970年より始まった台北JCとの交流も2009年度で40年目を迎え、姉妹JCとしてお互いの友情を深めてきました。また、IFP児童交換事業も過去39回に渡り双方の子ども達の夢や希望、友情を乗せて継続して参りました。先輩方が築いてきた友情を更に深め、お互いの友情を今後もたゆまなく継続していかなければなりません。しかし現状では一部のメンバー間での交流がメインであり、メンバー全体へ浸透しておりません。

事業計画
海外の同じ志を持った青年経済人との交流は、三信条のひとつに「友情は国家主権を超越する」と掲げるJC運動における醍醐味のひとつです。2009年度は「IFP児童交換事業」が40回目を迎えます。この機会に、我々の委員会はその魅力をLOMメンバーに発信してまいります。まずはメンバー全体で現在に至るまでの交流における友情の大切さ、活動の歴史、お互いの伝統・文化・歴史を共有します。また台北JCの北九州公式訪問の際には、多くの北九州JCメンバーでお出迎えし、心のこもったおもてなしでお互いの信頼関係の構築を行ってまいります。更には「IFP児童交換事業」40回記念式典には、多くの先輩・メンバーと共に、1970年以来、変わらぬ友情を育んできた台北JCとの民間外交の成果として、盛大に開催したいと思います。また、チュニスで開催のJCI世界大会へ参加促進をし、世界規模での国際的視野を養えるようにします

未来のビジョン
公式訪問やIFP児童交換事業を通して、お互いが心を開いて築きあげた友情は、普段生活をしている中では得られない貴重な体験です。LOMメンバーやIFP児童団の子どもたちが海外の友人と交流することで、国際的視野を持った人材となります。このような人材がひとりでも多く北九州に溢れることで民間外交をより活発化させることができ、我々の目指す「真の世界恒久平和」の実現へ向けての一歩となります。

■国際交流促進委員会 委員長
重廣 謙臣
重廣 謙臣
委員会の背景
北九州市は韓国の仁川広域市と中国の大連市との間で姉妹・友好都市を締結しています。我々北九州青年会議所も韓国の仁川富平青年会議所と姉妹締結、中国の大連市青年連合会と国際交流協定を締結し民間外交の一翼を担っており、現在に至るまでお互いの友情と信頼を育んでまいりました。しかし現在では一部のメンバーのみの交流になっており、我々の目指す国際的視野を持った人材の育成が充分におこなわれているとはいえません。

事業計画
海外の同じ志を持った青年経済人との交流はJC運動における醍醐味のひとつです。まずはこれまでの交流の歴史を学んでいかなければなりません。今までの姉妹JCとしての活動の歴史や、時代背景等をメンバー全員で共有し、国際関連事業に対しての認知度を高める活動をしてまいります。6月に長野で行われるASPACは、国内で開催される事もあり参加しやすく、アジア環太平洋地区における姉妹締結以外のLOMとも交流ができます。当委員会のメイン事業である仁川富平青年会議所との公式訪問事業では、2008年に姉妹締結20周年を迎えた歴史を踏まえ、次の20年に向けた第一歩を踏み出す記念の年にすべく、今後も変わることのない「我々はTOMODACHIだ」をキーワードに関係構築を行ってまいります。また大連青年連合会、ウェラワッタJCを始めとする、アジア諸国の青年経済人との交流については連絡調整を行ってまいります。

未来のビジョン
全世界に17万人を超えるメンバーを有するJCIは、様々な国家間の問題を民間外交で解決できる無限の可能性があります。文化の違いや言語の違いはありますが、メンバー同士がOMOIYARIの心を持って交流する事により、「友情は国家主権を超越する」というJCの三信条のひとつを体感することができます。この交流により多くの国際的視野を持った人材が育成でき、我々の目指す真の世界恒久平和の実現へと繋がります。
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