北九州青年会議所では3月17日(木)〜25日(金)の9日間、東北地方太平洋沖地震に対する義捐金活動を行いました。
その活動で集まった2,207,076円を4月1日(金)、日本JC義捐金口座にを送金しましたのでご報告いたします。
ご協力いただきました皆様に深く感謝いたしますと共に、被災地の1日も早い復興をお祈りいたします。
3月11日(金)〜14日(月)にかけて、盧会長を始めとする台北市國際青年商會(以下、台北JC)メンバーが北九州に公式訪問されました。11日の午後に東北地方太平洋沖地震が発生し、台北メンバーは不安の中での訪問だったと思いますが、無事にお迎えをすることができました。
式典や懇親会には現役メンバーだけでなく、多くのOBの先輩方にもお越しいただき、先輩方から受け継いだ北九州JCの志を示す良い機会となりました。また今回は台北メンバーのたっての希望もあり、大分県別府市への温泉巡りツアーを初めて開催し行動を共にすることで、お互いの文化や考え方の違いなどをより深く理解できる一日となりました。短い期間でしたが台北メンバーの方々は、私たち日本人と同様に被災に対するご心配やお気遣いをいただくなど、言葉が通じなくとも心で通じあえる親近感も感じられ、国の違う仲間ができた事を誇り思うと同時に、世界の恒久平和を目指すJCをより理解する貴重な経験となりました。
3月7日(月)、国際貢献活動の一環としスーダンにて医療活動を行うNPO法人ロシナンテスに救急車2台を寄贈いたしました。
昨年9月、北九州出身である川原理事長をお招きし講演会「アフリカ・スーダンで見つけた光、その光を日本に」が行われました。KDS実行委員会は、次世代の子どもを育てる事業です。栄養失調で苦しむ子どもたち、台車で運ばれる患者。生きることに一生懸命なスーダンの子どもに対し、水、電気、衣食住に不自由ない日本の子どもはとても対照的でした。問題意識をもち、何かできることはないだろうかといろんな方と話をする過程で、北九州市に廃棄処分される救急車があることがわかり、それを譲り受け、今回の救急車両寄贈を実現することができました。メンバーの強い気持ちがあったからこそ可能となったといえます。わたしたちの強い思いとともに送られる救急車がスーダンの子ども達のどんな夢また将来へと形をかえるのか待ち遠しく思います。
3月5日(土)、北九州八幡ロイヤルホテルにて2011年度公益社団法人日本青年会議所九州地区福岡ブロック協議会「第29期アカデミー開校式」が開催され、五常の徳「仁・義・礼・智・信」をグループテーマに1年間のスタートを切りました。
開校式前には田川JCの歴代理事長の佐野前明先輩による座禅形式の講演が行われ、その後に行われた開校式式典の部には、福岡ブロック協議会 小野会長をはじめ、ブロック役員と21LOM理事長も駆けつけていただきました。
「次世代に伝えていく、美しき日本の心」をテーマにした金美齢氏による講演会では、77歳とは思えないほどエネルギッシュで、一生心に残る素晴らしい話を聞くことができ、その後の大懇親会では各アカデミー委員会でのアトラクションが行われ、大いに盛り上がることが出来ました。
今年一年間ブロックアカデミーに積極的に参加し、そこでしか経験できない多くのことを吸収して、今後のJC活動に生かしていきたと思います。
2月21日(月)、クラウンパレス小倉にて「積木の箱」助成金授与式が開催され、26回目となる本年は、6組の応募団体の中から5団体に助成金が授与されました。
「積木の箱」設立当初と比べ、時代の流れや社会情勢の変化と共に、青少年問題も大きく変化をしています。単に非行に走るだけでなく、虐めや引き籠り、家庭環境によって心を閉ざしてしまうなど様々です。しかしながら、子どもたちの事を熱心に考える市民の思いはいつの時代も変わらないと、この授与式を通じて強く感じることが出来ました。
当日は天候にも恵まれ、運営委員を始め助成金授与団体、メディア関係者、そして北九州JCを含め総勢35名での開催となり、和やかな雰囲気の中、信託管理人芳賀様、運営委員長松尾様よりそれぞれ目録が授与されました。
最後に、今後も青少年育成事業を行っている多くの団体より、助成の申請を求めていただけるよう協議を行って参りたいと思います。