まちづくり推進室

まちづくり推進室 室長 力武 清人

室の背景

私たちの暮らすまち北九州を、より豊かな、より明るい北九州へと実現していくには持続可能な社会の構築が必要だと考えます。その社会の実現は社会環境・経済環境・自然環境に対し市民が主体性をもって行動することです。先人たちから託された我々責任世代として、私たちは積極的に、且つ先駆的に運動を展開し、これらの環境がバランスよく調和した未来の北九州像を創造し、それに向け果敢にアプローチしていかなければなりません。

事業計画

環境とは自然環境のみならず、私たちの取り巻く環境を包括的に捉えていく必要があります。本年度の取組みとして「曽根干潟」をクローズアップします。「干潟」の役割は、自然界に多様な生態系を生み出すゆりかごであると共に、周辺域に豊かな海を作り出す土壌ともなる為、漁業生産の場という経済的な性質も併せ持っています。また、水質を浄化する作用もあり、そういった自然サイクルに注目し、この「曽根干潟」という「地域資源=たから」を、是非とも次世代へ残してゆく運動を展開して参ります。また、私たちはこれまで「ひまわり」というツールを通じて、明るい豊かな北九州のイメージ作りに取り組んで参りました。これは、本来ある「北九州の市花」である「ひまわり」に光を当て、磨き上げることで明るく豊かな北九州の「シンボル」に昇華させようという運動です。本年度は、このまちに潜在的にあるその他の「たから」も含め、継続的に磨き上げて参ります。

未来ビジョン

私たちの積極果敢な行動は必ず「輝く未来の北九州」へとつながり、「明るい豊かな北九州の実現」へなると確信します。なぜなら環境というのは、私たちの行動が変わればその行動に呼応して変化するからです。しかし、その変化は並大抵の行動では起こりえません。市民意識変革運動を巻き起こし、ポジティブな変化にアプローチし、未知の可能性へ挑戦し続けることが重要です。実践躬行の志高き行動の先に、輝く社会は実現するのです。
  
  
  

  

環境未来都市推進委員会

環境未来都市推進委員会 委員長 山中 祐樹

 

委員会の背景

私たちは、「世界の環境首都」を目指す北九州市で活動する青年会議所のメンバーとして、持続可能な社会を先駆的に実践していかなければならないという社会的責務を自覚するとともに、それを力強く継続的に推進していかなければなりません。まずは、このまちの誇れる地域資源(北九州のたから)について、われわれJCメンバー自身がよく知ることから始め、そして環境意識をさらに向上させる活動を行っていく事が必要になります。

事業計画

環境未来都市推進委員会では、北九州のたから(価値)みがきあげるべく、行政・地域・各種団体と密に連携を取りながら、包括的かつ将来世代へ確実につながる礎となるような環境事業に取り組んでまいります。今年度は「曽根干潟」という地域資源に着目し、そこを通じた事業活動を行う事で、「世界の環境首都」としての誇りと環境意識の向上を図り、さらに社会・経済・自然環境がバランスよく調和した地域の実現についての検討を継続的に行っていくための基盤を築いてまいります。北九州青年会議所において、過去10年間行ってきた環境事業について、検証を行うとともに、その運動の原点・源流から今年度事業の位置付けを行い、さらに今後進むべき未来へのビジョンを確立してまいります。サマーコンファレンスにおいて、日本青年会議所および各地LOMに対して北九州のたからについて発信すべく室で連携して、メンバーの積極的な参加を促進してまいります。

未来ビジョン

わがまち北九州において、北九州JCメンバーが「実践躬行」、率先して主体的に、このまちの持続可能性・環境社会についての責任を自覚し、行動し、真の「世界の環境首都」市民としての姿勢を示せるようになっています。また、わがまちの誇れる地域資源である「曽根干潟」が、北九州のたからとなり、それによって「世界の環境首都」実現のための、大きな契機の一つとなり、様々な環境がバランスよく調和した地域が実現します。 
  
  

  

まちの魅力発信委員会

まちの魅力発信委員会 委員長 豊川 智彰

委員会の背景

北九州青年会議所は、これまで北九州の魅力を発信する様々な事業を行ってきました。昨年の北九州ひまわりプロジェクトをはじめ年々行われる事業は一定の成果を上げています。
その反面、北九州の負の部分がマスコミ等でクローズアップされることも多く、まちのイメージダウンにつながっています。このような中、本年我々が北九州の魅力(たから)を再発見し、理解し発信を行うことは地域社会の発展のため必要不可欠です。

事業計画

まちの魅力発信委員会の最大の担いは、このまちに潜在的にある魅力、歴史的財産、自然遺産、芸術や文化等の「たから」を再発見し、磨き上げ、地域社会の発展のためその「たから」を発信していくことです。具体的な担いとして、まず北九州青年会議所が2010年より行っている、「北九州の市花」である「ひまわり」を、明るく豊かな北九州の「シンボル」に昇華させる運動を本年も引き続き行います。次に、このまちに潜在的にある様々な魅力を調査し、理解を深めます。その上でまちの「たから」となりえるものを、様々な手法を用い発信してまいります。さらに、渉外の担いとして、7月に横浜で開かれるサマーコンファレンスでブース出展を行い、まちの魅力を発信します。また、委員会の活動については、委員会内での活発な議論を行いその上で、同室の委員会としっかりと連携を組むことで活動の幅を広げ、より多くのメンバーにまちの魅力を力強く発信いたします。

未来ビジョン

北九州のまちの魅力に関して、北九州青年会議所のメンバーとして地域の発展のため、何を知識として持ち、何を地域社会の伝えていかなければならないか明確に分かるようになります。また、「北九州の市花」である、ひまわりの花はより一層、我々を含む市民の意識の中に浸透し、明るく豊かな北九州の「シンボル」として昇華いたします。我々の推進した事業は、地域の発展の一助として確かな歩みを進めることを確信しています。