民間外交推進室
室長 鶴田 雅美
室の背景
JCIが掲げる恒久的な世界平和の実現に向けて、北九州JCは毎年国際交流事業を行ってきました。「JCの友情は国家の主権に優先する」という理念の下、国家間で様々な問題があった時期にも、固い絆を守り続けてきました。民間外交の担い手として、これまで受け継いできた友情を更に発展させ、私たちは民間外交員としての議論を重ね、相互理解を深めるとともに、未来へ向けて、草の根的な民間外交を推進していく必要があります。
事業計画
本年度、当室では以下の事業に取り組みます。台北JCとの協働事業であるIFP児童交換事業が50周年の節目を迎えます。本年度はIFP児童交換事業50周年を記念する式典を実施し、改めてIFPがアジアの民間外交に果たす意義をメンバーで共有するとともに、これまで長きにわたり育まれてきた台北と北九州の子どもたちとの個と個の友情をさらに強固なものとする機会を創出いたします。また2018年、姉妹締結30周年を迎えた仁川・富平JC、姉妹JCとなったインパクトJCとの友情がますます発展するよう、公式訪問、LOM相互の協働事業にて、両LOMにとってプラスとなる交流内容と交流方法を確立してまいります。また世界との友情を育むため、JCI世界会議エストニア大会やASPAC済州島大会では、メンバーの積極的な参加の推進に努め、海外の文化や伝統、グローバルな視野と国際貢献への意識を高め、国際感覚豊かな人材の育成に努めます。
未来のビジョン
国際・台北交流事業を通じて、広い視野を持つ国際感覚豊かな人材を育成する事により、互いの価値観や文化を理解することができます。個と個の友情は、国をこえ「他者を思いやる心」となり、国家間で困難な問題が生じようと揺るがない強固なものとなります。「恒久的世界平和の実現」に寄与する、真の国際交流へと繋げるため、「今」すべき役割を、北九州JCが担うことが、さらに続く国際交流の「未来」に繋がると確信しています。
台北交流委員会
委員長 諏訪下 善朗
委員会の背景
1970年から続く伝統と歴史のある、友情関係は50年という節目の交流となります。半世紀に渡る、台北JCと北九州JCの友情関係は、先人たちが言葉や文化の壁を越え、互いに手を取り合い、「他者を思いやる心」により熱い絆となっています。国境を越えた友情関係の更なる結束と国際交流の発展をさせるため、私達は民間外交員として積極的に議論を重ね、責任のある行動で未来へ発信できる民間外交を推進していくことが必要です。
事業計画
本年度、当委員会では国境を越えた、台北JCとの友情関係を更なるものとするため、委員会メンバーが率先して行動し、三信条のひとつである「世界との友情」をしっかり理解して、国際交流の歴史を学び、LOM全体を巻き込みながら、民間外交における個と個の友情の発展で未来に向けた交流となるよう公式訪問を行います。またIFP児童交換事業は50周年の節目を迎え、参加される児童たちにとって一生となる友情作りの第一歩として、国を越えた「他者を思いやる心」の成長に向かってメンバー一丸となって事業を構築していきます。そしてJCI世界会議エストニア大会やASPAC済州島大会では、国際交流の視野拡大により多面的に学び、民間外交のリーダー育成の場となるよう積極的に取り組みます。最後に多くのLOMメンバーにこの国際交流が「今しか出来ない」、「今だからこそ出来る」という素晴らしさを感じてもらい、未来のリーダーへと成長させます。
未来のビジョン
この一年間「今」を大切にまた懸命に、メンバー全員が真の国際交流の実現に向けて、相互を知り、認め合い、尊敬し合う事で「他者を思いやる心」の成長となります。民間外交員の旗手となることで国際交流と国際感覚の成長に繋がり、次世代に向けた途切れない友情が発展していきます。そして民間外交を推進することにより、私たちJCIが掲げる「明るい豊かな社会」への気づきとなり、「恒久的世界平和」の実現に繋がります。
国際交流委員会
委員長 河津 陽三
委員会の背景
昨今、グローバル化が進み、国際交流自体は容易にできる時代となりました。北九州JCは恒久的な世界平和の実現に向けて、毎年国際交流事業を行ってきました。グローバルな視野を広げる機会が多くあり、そのため豊かな国際感覚を持った人材も多くいます。そんな私たちだからこそ、先人たちが築いてきた友情関係を継続し、関係を進化させていき個と個の友情を深め、草の根的な民間外交を推進していく必要があります。
事業計画
本年度、当委員会は2018年に姉妹締結30周年を迎えた仁川・富平JCと今後の交流の方向性が議論していき、友情がますます発展するよう、まずは委員会メンバーに今まで築き上げてきた信頼関係や歴史の意味を理解してもらい、その素晴らしさをLOM全体にも発信していきます。近隣諸国の情勢が悪化する中、個と個の友情で国を超えた、「他者を思いやる心」そのものであり、その思いで新たな協働事業を確立していきます。また2018年に姉妹締結したインパクトJⅭとは、今後どのようにして発展させていくのか、様々な可能性を模索し、両LOMの姉妹関係が、両LOMにとってプラスになる交流内容と交流の方法を確立していきます。また、このように活発な国際交流事業を通し、委員会メンバーにも豊かな国際感覚を育んでもらい、委員会一丸で、JCIが掲げる恒久的な世界平和の実現に向けて、草の根的な民間外交を推進していきます。
未来のビジョン
仁川・富平JCやインパクトJCとの交流、また協働事業を通じて文化・言語・風習の違いを理解し、お互いの価値観を学び合うことによって、メンバー同士の個と個の友情を強固なものにしていきます。海外との強固な友情を持つ未来の国際交流をけん引していく人財を育て、1人でも多くの国際感覚豊かな人財が育つ交流こそが、真に両LOMにとって有意義な時間、事業となり「恒久的な世界平和の実現」に繋がります。