現役会員用

人的資源開発室

人的資源開発室 室長 岡野 武治

室の背景

まちづくりを強力に推進するには、若い力が不可欠です。青年会議所は年齢満20歳から40歳までで構成され、若い力によって明るい豊かな社会を追求する「まちづくりの器」ですが、地域経済停滞、人口減少、少子高齢化に伴い、北九州青年会議所も年々その規模を縮小しつつあります。 明るい豊かな北九州の実現には、単に会員拡大をおこなうのではなく、地域課題を直接的に解決しつつ、地域全体から優秀な人材を募る必要があります。

事業計画

人的資源開発室では、地域課題の直接的な解決に取り組み、企業、個人がまちづくりへ関わる機運を高め、そのプラットフォームとしての会員拡大活動を展開、地域全体におけるまちづくりの人的資源開発をおこないます。具体的には、昨年度地域活性化事業としてスタートした「域活!!」事業、これを更に広く深く展開することにより、若い力の地域定着、企業の人的資源確保、企業ブランディング、企業間のコラボレーション、オープンイノベーションによる競争力向上を推進、「人と企業」「企業と企業」のつながりをより強固なものとします。また、「私ではない誰かのために」、まちづくりへの積極的な参画は、そもそも使命感にあふれ楽しいもの、同時に社業、個人の発展にもつながるものであるという事実、そしてそのプラットフォームが北九州青年会議所であることを認識してもらい会員拡大を促進させ、強い組織づくりによってまちづくりのスピードを加速させます。

未来のビジョン

「モノ」から「コト」へのシフト、IT(情報技術)の進歩により、産業構造は今後ますます変化、地域のあり方、人びとの働き方も大きく変わっていきます。未来のカタチは我々地域の青年の肩にかかっていると言えます。事業そのものによる結果、事業を通じた自己研鑽により我々自身が成長、一騎当千とまではいかずとも百騎当千といえる実力を身に付け、またそのような人材を集め、まちづくりを加速、明るい豊かな社会を実現します。

会員拡大委員会

会員拡大委員会 委員長 江頭 信太郎

委員会の背景

経済停滞、人口減少、少子高齢化、年々進む北九州市の衰退に歯止めをかけ、再びこのまちを活性化させ明るい豊かな社会を実現するには、若い力がまちづくりに当事者意識を持ち参画することが重要です。このまちには、このまちの課題に対し積極的に挑戦できるフィールドを求めている、地域愛と能力と志を持った人材が多くいるはずです。そのような志ある青年に対し、北九州青年会議所は想いを発揮できる場を提供することが必要です。

事業計画

まちづくりは総力戦です。我われ人的資源開発室のスローガン「百騎当千」、会員拡大委員会はこのスローガンにならい、質を優先しつつ数も追及した会員拡大活動を展開します。青年会議所の会員拡大は現役会員による紹介によって成立しており、今後ともその基本に変わりはありません。しかしながら、少子高齢化が進み地域経済も停滞し北九州青年会議所の会員数も減少しているなか、この手法だけで地域の志ある青年の最大多数に北九州青年会議所の門を叩いていただくことも難しくなっています。よって我われ会員拡大委員会は、従前の会員拡大活動を着実に積み上げると共に、地域の企業様に対しまちづくりへの協力を仰ぐ活動を包括的におこないます。地域と地域経済がまちづくりに青年をおくりだす、そして我われ青年会議所がそれに見合った品格を備え、結果を出す、まさに地域が一体となってまちづくりを推進し、その輪が年々拡がるような環境の創出にまい進します。

未来のビジョン

まちづくりへの参画は必ずしも青年会議所会員にならずとも可能です。しかしながら、我われ会員は北九州青年会議所の中で仲間と語らい、共に汗を流すことで多くを得、地域への愛着を深めてきました。我われ自身が明るい豊かな社会の実現にむけて更に実効的な組織となり、新たな地域の賑わいの起点を創り、地域を想う青年のプラットフォームとして若い力を更に集約することができれば、このまちを再び活性化できると確信しています。

地域活性化委員会

地域活性化委員会 委員長 大原 由奨

委員会の背景

地域活性化の最も重要な要素は人であり、特に若い世代のちからが不可欠なため、戦略的に地域の優秀な人材開発を行う必要があります。また北九州市が抱える人口減少や少子高齢化の問題もある中、新型コロナウイルスによる経済への影響は甚大であり、地域社会の発展と交流がさらに困難となっています。「ひとづくり」と「まちづくり」を率先して取り組み、私たちの直面する地域課題を解決し地域の活力の底上げを図る必要があります。

事業計画

地域活性化委員会では、北九州周辺の地域に直面する問題と向き合い、まちづくりに直接携わる人を増加させ地域の活性化を図る事業を行います。これには若い世代のちからが必須で、地域の人口流出の歯止めとなる連携中枢都市圏「北九州都市圏域」の形成を、本年も継続して行います。また昨年より続く新型コロナウイルスの流行により、人と企業、企業と企業のつながりを持つことが非常に難しくなっている現状があります。これを解消すべく、相互において発信力の高い連携したネットワークとプラットフォームを構築しつながりをより強固なものにします。昨年発足した当委員会事業「域活!!」をさらに多くの市民に認知していただき、地域と地域企業のPRやブランディング、企業同士の交流促進、企業と人のマッチングを継続して行い、新たなコンテンツの追加や動画等アピール力の高い配信方法を取り入れ、地域の魅力を伝え持続可能な地域経済の活性化をめざします。

未来のビジョン

私たち青年会議所会員も地域のまちづくりに携わる若い世代の一員であり、青年経済人として北九州の未来を担っています。まず私たち一人ひとりが、「私のためではなく、誰かのために」という意識を持ち地域貢献や社業に取り組むことができれば、自ずと市民全体に伝播し地域の活性化が加速すると強く確信しています。また何事にも思いやりの心を持って行動し、よりよいパフォーマンスの実行とよりよい成果を未来へ向けてつなぎます。