現役会員用

組織図

青少年育成特別室

室長 森尾 泰之

室の背景

子どもたちがこれからの未来に希望を抱くためには「自分が好きである」という自己肯定感をもつことが必要不可欠です。しかし、日本の子どもたちは国際的な比較においても自己肯定感が高いとはいえないのが現状であり、希望を抱く素地となるマインドを醸成していく必要があります。また、子どもたちの教育や成長を主として担っているのは保護者であり、子どもたちの自己肯定感を育む教育の在り方を理解していただくことが重要です。

事業計画

次代の社会を担う子どもたちの健やかな成長が、これからの社会の発展の基礎となり、子どもたちの笑顔は社会の健全さを示すバロメーターとなります。明るい豊かな社会の実現には子どもたちがこれからの未来に希望をもつことが重要であり、子どもたちが未来に向けての希望を抱く素地となるマインドを醸成するため、子どもたち一人ひとりの自己肯定感を高める事業展開をおこないます。また、子どもたちを社会で支えるのは保護者であり、地域の大人です。子どもの自己肯定感を高めることはもちろん重要ですが、私たち大人も子どもに自己肯定感をもつことの大切さや自己肯定感を育む教育の在り方を理解していただけるよう両側面的に事業をおこなって参ります。ただしこれらの事業展開は子どもにとっても大人にとっても楽しさがないと関心はあっても実践や継続性は望まれません。多くの方に興味をもっていただき楽しみながら自己肯定感を育む事業構築に努めます。

未来のビジョン

子どもたちが自己肯定感を高めることで、ありのままの自分を受け入れ、さまざまな困難を乗り越え、自らの力で未来を切り拓くことができるようになります。また、自分を肯定的に捉えることができれば他者にも肯定的になり、他者を尊重し、よりよい対人関係を築くことができます。さらに、子どもの保護者に自己肯定感の大切さや教育を理解していただくことで多くの子どもたちの希望と笑顔を生みだすことにつながると確信しています。

家庭教育推進委員会

委員長 髙 芙妃子

委員会の背景

近年「多様性」という言葉をよく耳にしますが、その一方実生活やインターネット上において、認められないものを「叩く」という現実もまた存在しています。まちの未来を担う子どもたちが他者と協調し明日に希望を抱くためには、まずありのままの自己を受容する「自己肯定感」を高めることが須要です。子どもの自己肯定感の醸成には、一番身近な存在である保護者の影響は大きく、子ども・保護者、両側面からのアプローチが重要です。

事業計画

「子どもたちの未来を育み、みんなの笑顔があふれるまち北九州」明日に希望を抱く子どもたちの存在は、まちの大きな財産です。子どもの自己肯定感を高めるには「10歳の壁」と呼ばれる、小学生の期間の環境や経験、また保護者自身の自己肯定感が大きく影響するといわれています。JCI北九州では以前よりまちの未来を担う青少年、子どもたちの育成事業に注力してまいりました。70周年を迎えるに際し、日々の家庭教育の場において自己肯定感を育む環境づくりのきっかけを1人でも多くの子ども・家庭に届けるべく、親子参加型事業の構築を行います。また子育て世代は「青年経済人」としての顔も持ちあわせています。自己肯定感が仕事のパフォーマンスや日々の満足度を上げるものと考えると、大人にとっても人生を明るく豊かにする、重要な要素のひとつです。大人が明日への活力となる希望を抱けるよう、自己肯定感醸成に働きかける事業もあわせて構築してまいります。

未来のビジョン

世界は目まぐるしいスピードで変化し、子どもたちを取り巻く環境も大きく変化しています。昨日までなかったものが今日には当たり前になる世界の中にあっても、自己を受容することができ、他者を許容するゆとりを持つことができれば、どんな環境下でも順応し他者と協調できる「わたし」でいられるはずです。子どもたちと自己肯定感を高め合う環境を醸成することで、北九州の未来に希望と笑顔の循環が広がることを確信しております。

青少年育成委員会

委員長 内藤 翔太

委員会の背景

日本の子どもたちは「今の自分が好きだ」という気持ちをもつ子が少なく、特に10歳ごろにかけては、諸外国に比べ、自己肯定感の低下率が高く、将来に希望を持っている子どもが少ない現状です。この時期は、自己に対する肯定的な意識を持てず、劣等感を持ちやすくなる重要な時期であり、物事への挑戦を避ける傾向にあります。子どもたちが明るい未来に向けて「希望」を抱くためには、自己肯定的な意識を醸成していく必要があります。

事業計画

青少年育成委員会では、子どもたちの自己肯定感を高めるための事業を展開してまいります。10歳ごろの小学生の子どもたちはもちろん、保護者・また、市民全体を巻き込んだ「親子で楽しめる青少年育成事業」の構築をおこないます。この事業は子どもたちに、自己に対する肯定的な意識をもってもらうため、「知育・体育・食育・才育・徳育」といった5育を実際に体感できるコンテンツを作り、5育をひとつのキッカケとして、チャレンジという第一歩を踏み出すこと、成功することの喜びや失敗した時の挫折を経験してもらうことで、自己肯定感の育成を図ります。また、保護者の方においては、自己肯定感を育むために子どもとしっかりと向き合う時間にしていただきます。8月度例会では、LOMメンバーの家族の絆を深めるとともに、子どもの自己肯定感を育むための子どもへの接し方を学び、自分を認め、尊重できる子どもを育てるための意識の向上を図ります。

未来のビジョン

多様な失敗をする経験や、立ち直っていくための力。挫折や失敗をしたときこそ、自分を受け入れることが大切です。子ども時代に自己肯定感を育んでおくことは、ピンチを乗り越えるときの力にきっとなるはずです。また、自分自身のことを認めることで、他の人を受け入れることができ、他者理解が進み、良好な人間関係を築くことができます。子ども時代に自己肯定感を高めることで、希望あふれる未来への道が開けると確信しています。