国際室
室長 井手口 智一
室の背景
昨今世界では、行き過ぎたグローバリズムと新自由主義が世界中に広まった結果、そのアンチテーゼとして、排外主義の強いナショナリズムが各国で見られるようになりました。また日本も、近隣諸国との間に領土問題・歴史問題を抱える状況です。しかし、JC運動の最終的な目的は「恒久的な世界平和の実現」です。そのためには私たち北九州JCと、姉妹JC が今まで以上に友情を深め合い続けることが必要であります。
事業計画
本年度、当室では以下の事業に取り組みます。台北JCとの協働事業である第51回IFP児童交換事業を実施し、改めてIFPがアジアの民間外交に果たす意義をメンバーで共有するとともに、これまで長きにわたり育まれてきた台北と北九州の子どもたちとの個と個の友情をさらに強固なものとする機会を創出いたします。また、北九州を代表する青年経済団体としての自覚をもったうえで、台北JC、仁川富平JC、インパクトJCとの友情が益々発展するよう、公式訪問をはじめとした交流にて、地域の素晴らしさや魅力を伝え、地域のファンづくりを促進し、両LOMにとってプラスとなる交流方法を確立してまいります。また、世界との友情を育むため、JCI世界会議横浜大会やASPACカンボジアシェムリアップ大会では、メンバーの積極的な参加の推進に努め、海外の文化や伝統、グローバルな視野と国際貢献への意識を高め、国際感覚豊かな人材育成に努めます。
未来のビジョン
台北JC、仁川富平JC、インパクトJCとの交流を通じて、文化・言語・風習の違いを理解し、お互いの価値観を学びあうことによって、姉妹JC同士の個と個の友情を強固なものにしていきます。海外との強固な友情を持つ未来の国際交流をけん引していく「人財」を育て、1人でも多くの国際感覚豊かなその「人財」が育つ交流こそが両LOMにとって有意義な時間となり、「恒久的な世界平和の実現」に繋がると確信しています。
台北交流委員会
委員長 德永 大典
委員会の背景
2020年度、台北JCと北九州JCとの姉妹締結は50周年を迎えます。これは、先輩方が1970年より途切れることなくつないできた伝統と歴史ある大切なバトンであります。この先人の民間外交活動に敬意を払い、私達は国境を超えた友情関係をより一層深め合い続けるため、青年経済団体として自覚をもって積極的に議論し、相互を理解し合うことで、国境を超えた「人と人のつながり」を促進していくことが必要です。
事業計画
本年度、当委員会では長きにわたり育まれてきた台北JCとの友情をこれまで以上に深め合い続けるため、委員会メンバーが率先して行動し、国際交流の歴史を学び、LOM全体を巻き込みながら、民間外交における個と個の友情の発展により地域の素晴らしさや魅力を伝え、惹きつけると共に地域のファンづくりを促進し出来るような交流となるように公式訪問を行います。また、台北JCとの協働事業である第51回IFP児童交換事業を実施し、改めてIFPがアジアの民間外交に果たす意義をメンバーで共有するとともに、参加される児童たちの個と個の友情を深め合う機会となるようメンバー一丸となって事業を構築していきます。そして、JCI世界会議横浜大会やASPACカンボジアシェムリアップ大会を通して多くのLOMメンバーに国際交流の素晴らしさを感じてもらい、経済運動だけでもなく社会運動だけでもない次世代のリーダーへと成長させます。
未来のビジョン
この一年間、メンバー全員が真の国際交流の実現に向け、台北JCと議論を交わしお互いを理解し、尊敬し合う事で個と個の友情を強固なものにしていきます。そして、民間外交員の旗手となることで国際交流と国際感覚の成長に繋がり、次の50年へ「つなぐ」友情を発展していきます。そして民間外交を推進することにより、JC運動の最終的な目標である「恒久的世界平和の実現」の一翼を担えると確信しております。
国際交流委員会
委員長 杉本 成信
委員会の背景
近年、グローバル化が進み、国際交流は欠かせない時代に突入しました。そんな中、北九州JCは毎年国際交流事業を行ってきました。1975年ウェラワッタJC姉妹締結、1988年仁川富平JC姉妹締結、2018年インパクトJC姉妹締結。この歴史ある機会を生かし、先人達が築いてきた友情関係を継続し、相互の地域の素晴らしさや魅力を伝え、恒久的な世界平和の実現に向けて、国際交流を促進することが重要です。
事業計画
本年度、国際交流委員会では、1988年に姉妹締結した仁川・富平JCとの友情が益々発展するよう、相互公式訪問を行います。新たな取り組みとしては、北九州市のみならず、北九州市近郊も含めた地域の素晴らしさや魅力を伝え、行政も巻き込んだ型の広域交流を実現します。その活動を通じて、北九州のファンが一人でも多く出来る事を目指します。2018年に姉妹締結したインパクトJCとはどのように発展させていくのか、両LOMにとってプラスになる具体的交流方法を模索していきます。よりグローバルな視野を養える絶好の機会となる、JCI世界会議横浜大会やASPACカンボジアシェムリアップ大会では、メンバーの参加促進を担いとし、豊かな国際感覚を持った人材育成の一助となります。委員会メンバーには、先人達が築き上げてきた国際交流の歴史を理解していただき、ひいてはLOM全体にも発信していけるよう事業を構築していきます。
未来のビジョン
日本は近隣諸国との間に領土問題や歴史問題を抱える状況ですが、国家間に問題が起きても、交流が途切れた事は一度もありません。この素晴らしい価値観を事業を通じて1人でも多く共有し、共感し、JCの枠を超えて双方にとって有益となる無限の可能性を広げます。個と個との友情を強固なものにし、未来に羽ばたくグローバルな人材育成を確立します。ひいては恒久的な世界平和の実現に繋がると確信しております。