持続可能な地域推進室

持続可能な地域推進室
室長 藤井 栄太

室の背景

世界では今、環境・経済・社会のすべての分野で深刻かつ複雑な問題が発生し、その解決策、社会のあり方が問われ、北九州市も例外ではありません。持続可能な地域の実現のためには、まずは市民や企業のSDGsへの理解を醸成する機会の創出が必要です。また地域の人口減少に歯止めをかけ活性化させる手段として市は現在、北九州都市圏域の形成を推進しています。圏域の中枢都市のJCとして、地域活性化事業を行う必要があります。

事業計画

持続可能な地域推進室では、北九州および近隣の人々と積極的に交流をもち、人々がまちの持続可能な未来についての課題をしっかりと認識し、解決のためビジョンを描き、具現化できるようまちづくり運動を行っていきます。北九州市は現在、SDGsの推進に力を入れておりますが、市内認知度は十分とは言えません。まちとして持続可能な社会への転換を求められている現代では、市民意識の醸成は急務であります。まずは、我々北九州JC内のSDGsへの理解を深化させ、さらに市民・企業に向けたSDGs理解推進運動を実施していきます。また地域の未来を描く上では、人口減少に歯止めをかけ地域の活力を底上げすることも重要です。解決策として、市は「北九州都市圏域」の形成を宣言していますが、否定的な意見もあります。北九州および近隣の人々と共に、まちの未来について考え検討し、JCならではの手法で持続可能な地域を推進する運動を実施していきます。

未来のビジョン

北九州市および近隣の地域全体に持続可能なまちの未来について、明確なビジョンを持ち行動できる人材が増えれば、地域の課題は解決に向かい、まちの活性化に繋がります。また課題先進都市である北九州市が、世界で大きな動きとなっている持続可能な社会に少しずつでも近づくことができれば、世界全体に社会の課題解決の答えを示すことになり、次代に「明るい豊かな社会の実現」という未来を繋げることができると確信しております。

地域活性化委員会

地域活性化委員会
委員長 岡野 武治

委員会の背景

人口減少・少子高齢化は、持続可能な社会への大きなリスクであり、日本国そして北九州市は他に先駆けてこの課題に直面しています。解決策の一つとして、相当の規模と中核性を備える圏域の中心都市が近隣の市町村と連携し、一定の圏域人口を有し活力ある社会経済を維持する「連携中枢都市圏構想」があります。しかし、これの実現は、国の方針や行政の連携だけでは難しく、民間がこの認識を持ち、具体的な展開を行うことが必要です。

事業計画

地域活性化委員会では、北九州市という中枢都市の青年経済団体として、北九州都市圏域の形成を牽引する事業を展開していきます。北九州JCとしての活動初年度にあたる本年は、連携中枢都市圏構想の概念と価値を圏域住民の皆様に認識してもらうための実践的な
活動を行います。仮に北九州都市圏域が実効的に成立したとしても、この圏域における人口、特に生産年齢人口の減少が続けば、いずれ圏域経済も活力を失うことは明白です。よって、持続可能な北九州都市圏域の成形に向け、圏域における「まちの魅力」、「仕事の魅力」、「未来の魅力」、この3つの魅力を圏域内外へ発信、産官学、企業と個人、他の連携中枢都市圏、青少年育成とSDGsに纏わる北九州JC内活動等、様々なステイクホルダーを有機的に「つなぎ」ながら、生産年齢人口の流出抑制、流入増加を定量的に追及する事業を実施します。そして、本年度の基盤構築をもって本事業を次年度へと「つなぎ」ます。

未来のビジョン

北九州市が人口減少・少子高齢化といった課題先進都市であることを悲観する必要は無いと考えています。なぜならば、社会がこれから向き合うことになる課題に他に先んじて直面するからこそ情熱をもってこの解決に取り組むことができ、解決を実現すればこれがモデルケースとして社会に与えるインパクトは非常に大きなものとなるからです。我々は、当委員会の活動が、社会、北九州市、北九州JCの黎明の光となることを確信しています。

SDGs未来都市推進委員会

SDGs未来都市推進委員会
委員長 豊川 仁喜

委員会の背景

今日、世界は社会のすべての分野で深刻かつ複雑な問題が発生し、その解決策、社会のあり方が問われています。北九州市は環境モデル都市として近年国際的に注目され、「SDGs未来都市」、「自治体SDGsモデル事業」にも選出されていますが、市内におけるその活動の認知度は低いのが現状です。そこで、北九州市民と企業がSDGsへの理解を深め、世界と同じ目線で率先して取り組み、行動する契機となる事業構築が必要です。

事業計画

SDGs未来都市推進委員会では、「持続可能な世界」の実現に向けて、理念・活動・意義をしっかりと認識し、未来のビジョンを描き、具現化できるよう、その意識を高め、北九州JC全体がその活動に意欲と情熱を持って市民と共に開発できるよう、活動推進してまいります。そのためには、北九州市や地元企業が取り組んでいる活動を学び、私達青年だからこそ発信できることを模索していくことが重要と考えます。個々の知識・理解を深めて、この北九州JC事業の運動を実施し得られた情報や知識を研鑽し共有することで、市民にたいする活動の認知度を高めていきます。また、「持続可能な魅力ある北九州」への活動には、未来を担う青少年が、その目標に向けての見識を深められる機会づくりが必要と考えます。次世代を築く若者の原動力を地域活性化へとつなぎ、市民として誇りと愛着を持てる「持続可能なまちづくり」への輝ける試金石となる活動を展開していきます。

未来のビジョン

SDGsのゴール目標を私達の住む北九州市に落とし込むと、意外に気づけていない問題が多く顕在します。「高齢者・福祉に優しい都市」「環境モデル都市」といった全国、世界的にも注目されている政令都市でありながら、教育問題や都市経済、人口減少といった様々な問題を抱えているのが現状です。私達の「持続可能な世界へ」の活動が、今後の北九州の地域活性化、世界全体が抱えている深刻な問題解決へと「つなぐ」と確信します。

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