5月9日(木)リーガロイヤルホテル小倉に於いて、5月度公開例会が行われました。5月は例年公開例会として、著名な方を講師にお招きし、市民の皆様にも聴講していただく例会を開催していますが、今回、元福岡ソフトバンクホークスの小久保 裕紀氏に「一瞬に生きる」と題してご講演いただきました。
講演に先立ち末松理事長から、5月3日憲法記念日の話題に触れ、我々JCが団体として憲法の見直しの是非について、メンバーに強要することはないが、青年経済人として、憲法とはなにか、知識や関心を持つことは大事であるという言葉がありました。また、当日の講演に関して、小久保氏にご講演いただくことが決定した際、市民の皆様にも聞いていただきたかった、小久保氏から生きていくヒントをもらいましょうという挨拶がありました。
続いて、会場を埋めた多くのメンバー・市民の皆様からの盛大な拍手で、講師の小久保氏をお迎えし、講演が始まりました。
現在様々な場で講演活動をされている小久保氏は、伝えることの大切さ、伝わる様に響く言葉を常に考え、投げかける言葉には気配りが必要という事や、現役時代のご自身の経験や、周りの人たちの体験から得た気づきなど、様々なエピソードを交え楽しく語っていただきました。
中でも、一つの事に集中することの大切さ、一つの目標を明確に掲げて、前向きな気持ちで、一つずつクリアしていくことで、自信につながり、その積み重ねが結果に結びついていくというお話をしていただきました。
今回の講演のテーマで、出版された著書のタイトルでもある「一瞬に生きる」という言葉は、2002年から座右の銘として掲げていて、その瞬間、瞬間を大切に生きる、後悔をしたくないという気持ちを表しているという事でした。
ご講演の後、末松理事長とのトークセッションでは、末松理事長からリーダーシップや今後の方向性について質問があり、リーダーに必要なのはギャップと明るさであり、今後は「人生で無駄な事はない」というご自身の信念に基づいて、厳しい試練が訪れたときも、そう思って乗り越えていくというお答えをいただきました。
また、ご講演の感謝の意を込めて、花束の贈呈と記念品として小倉織のネクタイの贈呈がありました。
続く懇親会では、多くの仮入会者にもご参加いただいており、業種別に分かれてテーブルにつき、活発に名刺交換が行われて懇親を深める場となりました。