北九州の潜在力発信室

許斐 智夫

北九州の潜在力発信室 室長 許斐 智夫


室の背景

 私たちのまち北九州は、OECDがグリーン成長モデルとして選定する等、世界の環境首都としての地位を確立しつつあり、その潜在力は大変素晴らしいものであります。その様な中、公益社団法人日本青年会議所が主催する全国会員大会北九州大会が開催され、市民意識変革運動の能動者たる私たちが、このまちの力を市民に、参加するJAYCEEに力強く発信し、北九州から日本を明るく豊かにするべく果敢に挑戦しなければなりません。


事業計画

 地域活性たから市委員会は、全国会員大会北九州大会にて、「地域活性たから市」を開催します。これにより、私たちのまち北九州はもとより、日本各地に眠るグローバル市場においても価値を発揮できる地域産物、技術、自然、景観といった資源を発掘し、磨きあげ、地域のたからとし発信することで、各々の地域の再活性化はもちろん、日本全体を活性化することに寄与します。また、同時に大懇親会を開催することで、JAYCEE同士の交流を図るとともに、北九州の魅力、日本中の魅力を余すことなく発信していきます。
 環境アクション実践委員会は、全国会員大会の記念事業として、北九州の環境がいかに改善され、その環境首都実現への歩みがいかに力強いかということを発信するために、このまちの環境を体感できる事業を実施していきます。そして、他委員会の事業と有機的に連動した事業にすることで、市民の心を動かすインパクトのある事業を構築してまいります。


未来のビジョン

 (公社)日本青年会議所全国会員大会北九州大会での両委員会の事業を契機に、この北九州の潜在力が市民にしっかりと認識されることで、世界の環境首都にまた一歩近づくことができるようになります。さらに、全国のJAYCEEが北九州の魅力を肌で感じ、自分たちの地域に持ち帰ることにより、各地青年会議所を中心に、日本の多くのまちが、自分達の潜在力を発揮できるようになり、明るい豊かな日本が創造されることに繋がります。


地域活性たから市実践委員会

宗 守浩

地域活性たから市実践委員会 委員長 宗 守浩

委員会の背景

 北九州青年会議所は、日本青年会議所主催の第61回全国会員大会を主管します。そして、JC運動そのものであり、運動の縮図ともいえる全国会員大会での大懇親会は、私たちの故郷である北九州の魅力を大きく全国へ発信するチャンスであります。また、北九州及び全国各地の地域を活性化させ再生させる原動力となる「地域のたから」の発信は、地域活性化の重要性が共有され、北九州から日本を明るく豊かにするために絶対に必要なのです。


事業計画

 日本青年会議所第61回全国会員大会北九州大会の成功ヘ向けて、最も北九州の魅力を発信できる「大懇親会」並びに、「地域活性たから市」のファンクション構築に取り組みます。全国の青年会議所メンバーが一堂に会する大懇親会では、北九州の変革の歴史と、我がまちの魅力を、体感して頂き、懇親を深め次年度に向けて全国のメンバーの更なる運動への弾みとしていただきます。
 また、「地域活性たから市」を通じ、地域産物、ものづくりの技術、自然環境等の地域のたからとなる原石を発掘し、磨き上げ、地域再生の原動力であることを発信・確認し、ソーシャルキャピタルの活用で地域のたからを創出し、感性価値により新しいものづくりとサービスのイノベーションを創造することで、地域を活性させ再生し、日本を強くすることを伝えていきます。持続可能性な社会の実現に向けて、地域においても「変わらないために変わる」確かな取り組みへと繋げる事業を行います。


未来のビジョン

 全国会員大会北九州大会の要となる地域活性たから市を契機に、北九州のたからを発信・共有することこそが、「世界の環境首都」という志高き地域ビジョンを掲げる北九州及び北九州JCの潜在力の発信へと繋がり、北九州が産学官民一体となった日本一強いチームとして、日本を明るく元気にするべく確かな一歩を踏み出す足掛かりとなります。そして、全国各地において地域活性化の機運が高まり、明るい豊かな社会の実現へと近づくのです。


環境アクション実践委員会

林田 直子

環境アクション実践委員会 委員長 林田 直子

委員会の背景

 2011年経済協力開発機構に、グリーン成長モデルとして選定され、世界の環境先進都市の一つとしての認定されたことは、北九州市の誇りといえます。しかし、公害や暴力といったイメージが先行し、環境首都北九州としての認識が低いのが現状です。環境首都市民の誇りを生むべく環境意識向上をめざした活動が必要であり、多くの同志が集う全国会員大会で、環境首都北九州をより大きく発信するインパクトある事業展開が必要です。


事業計画

 環境モデル都市市民としての意識の向上、また、北九州市が環境モデル都市であることを広く発信するために、北九州市の環境改善の象徴たる紫川を舞台に、「環境リバーアスロン大会」を開催します。それは、北九州市が、公害問題を産官民一体となって乗りこえ、環境モデル都市となった精神性、愛郷心を原動力に行動で示した先人達の創始の精神を、発信する大きなチャンスとなります。また、環境モデル都市としての意識と知識の強化のために、北九州青年会議所が中心となり、全国の環境都市にある13LOMを集め、各LOMの環境事業や、各地の現状や課題の発表を通して情報を共有します。更に、環境資源を考えるにあたり大切なものは人的資源であります。北九州青年会議所で行われる多くの事業をはじめ、企業、行政等との連携を図り、市民の環境意識がより向上し、強化される機会を提供することで、真の「世界の環境首都」を目指した市民意識変革運動を行います。


未来のビジョン

 環境モデル都市市民の誇りは、われわれの活動により大きく強い幹となり、市民へ、また、全国会員大会北九州大会、全国環境モデル都市13LOMを通して、全国へと枝葉が広がるような大きな活動へと発展していくと考えられます。真の「世界の環境首都」となることで、公害や暴力というイメージは拭い去られ、地域格の向上へとつながり、市民の誇りは、まちを愛する心を育み、更には真の「明るい豊かな社会」の実現へと導きます。

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